2020年7月26日日曜日

おはよう

【名前】
おはよう(オハヨウ)

【原産地および主な生産地】

静岡県 掛川市

八重の額ブチ咲き
両性花も八重咲き
土のpHによってピンクから薄紫色の花が咲きます。

加茂花菖蒲園オリジナル紫陽花です。
初めは「フラメンコ」という名前で販売を開始したそうです。

撮影日:2017年07月02日
撮影場所:長谷寺



2020年7月5日日曜日

サブリナ

【名前】

サブリナ


【原産地および主な生産地】

オランダ



オランダ産園芸種の紫陽花です。
白地に赤の縁取りの花弁が可愛らしいです。


撮影日:2020-06-06
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2020-06-06
撮影場所:高幡不動尊




白手毬

【名前】

白手毬 (シロテマリ)


【原産地および主な生産地】

福岡県


福岡県の烏合総合試験場でホバリア・ホベラと舞妓紫陽花を交配して作られた新種紫陽花だそうです。

高幡不動尊境内では見たことはありません。

最初にこの紫陽花を知ったのは2012年の東京サマーランド あじさい園。

以下の写真は、東京サマーランド あじさい園で購入した苗を自宅で育てたもの。


撮影日:2020-07-04
撮影場所:東京都

撮影日:2020-06-06
撮影場所:東京都

撮影日:2020-06-04
撮影場所:東京都

2020年6月15日月曜日

ピンクアナベル

【名前】
ピンクアナベル

【原産地および主な生産地】
アメリカ東北部 アパラチア山脈

人気のアナベルのピンク板。
この花は白のアナベルの品種改良ではなく山で偶然発見された品種のようです。

撮影日:2018-05-28
撮影場所:高幡不動尊
撮影日:2017-06-25
撮影場所:東京サマーランド
撮影日:2016-05-29
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2017-06-17
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2019-06-18
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2017-06-25
撮影場所:東京サマーランド

撮影日:2018-06-30
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:206-06-17
撮影場所:高幡不動尊

屋久島白雪

名前】
屋久島白雪 (ヤクシマシラユキ)

【原産地および主な生産地】
屋久島


ヤクシマアジサイ。
白い大輪の額ブチ咲き。花弁は4枚が多く、間隔が開く。

撮影日:2017-06-03
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2017-06-03
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2017-06-03
撮影場所:高幡不動尊


紅額

【名前】
紅額(ベニガク)

【原産地および主な生産地】
不明

装飾花は花弁が大きく鋸歯状。額ブチ咲き。花弁はほぼ4枚だが上に向かった1枚は小さいものが多い。色が白から徐々に赤く変化する。
両性花は、白。
江戸時代から栽培されている品種で野生では見つかっていないそうです。シーボルトの「日本植物誌」にも掲載されている山紫陽花です。

撮影日:2020-06-14
撮影場所:高幡不動尊


撮影日:2020-06-14
撮影場所:高幡不動尊


撮影日:2020-06-06
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2016-06-18
撮影場所:東京サマーランド

撮影日:2017-06-25
撮影場所:東京サマーランド

撮影日:2017-06-25
撮影場所:東京サマーランド

撮影日:2019-06-16
撮影場所:東京サマーランド

2020年6月13日土曜日

高幡の雫

【高幡の雫】
高幡の雫(タカハタノシズク)

【原産地および主な生産地】
不明

ご当地紫陽花。
細かいことは何も分かりません。
僕のバイブルの「アジサイ百花」にも掲載なし。ネットでも高幡不動尊意外に出てくる情報はなし。
名前から言って無理やり付けた名前で品種名ではないと推測します。
この紫陽花は大日堂に向かって右手、茶室の入り口の右、柏葉紫陽花の裏手辺りに見つけられます。

撮影日:2019-06-08
撮影場所:鷹は不動尊
撮影日:2019-06-16
撮影場所:鷹は不動尊
撮影日:2020-06-06
撮影場所:鷹は不動尊

撮影日:2020-06-06
撮影場所:鷹は不動尊

白斑入りガクアジサイ

【名前】
白斑入りガクアジサイ(シロフイリガクアジサイ)

【原産地および主な生産地】
不明

葉に白の掃け込み斑が入るのが特徴。
装飾花は白から淡い青。一重、額ブチ咲き。
両性花は青。
江戸時代から栽培されている古品種で、シーボルトの書いた論文にも記載されているそうです。
華道では枝物として使われている紫陽花です。

高幡不動尊境内では、トイレ前の枝垂れ梅の根元に植えられてます。

撮影日:2020-06-06
撮影場所:高幡不動尊



撮影日:2020-06-06
撮影場所:高幡不動尊


撮影日:2020-06-28
撮影場所:高幡不動尊


撮影日:2020-06-28
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2020-06-28
撮影場所:高幡不動尊

2020年6月8日月曜日

高幡不動尊 「瀬戸の鶴姫」は何処へ?

瀬戸の鶴姫が見つからない!?

最近(2020年)、紫陽花を撮影に来る高幡不動参拝者の間で囁かれているのが「瀬戸の鶴姫」は誰か?問題。

聖天堂と大師堂の間に問題の場所はあります。

ここで「瀬戸の鶴姫」と名札の立てられた山紫陽花はこんな花です。
高幡不動尊でこの花を撮った人たちはもれなくこれを「瀬戸の鶴姫」としてネットにアップしています。
ですが、この山紫陽花の本当の名前は「瀬戸の夕紅」といいます。
Googleで「ヤマアジサイ  瀬戸の夕紅」で画像検索していただけると分かります。

本当の「瀬戸の鶴姫」はこちらです。
撮影日:2014-05-24
撮影場所:高幡不動尊

同じくGoogleの画像検索を行うと分かると思います。
ただ、皆さんがアップした「瀬戸の夕紅」の写真が検索結果にちらほら混ざってくると思いますが、園芸通販サイトの見本写真を正として見るといいと思います。

この写真は、2014年に高幡不動尊で撮影したもの。
しかも、問題の「瀬戸の夕紅」の隣に咲いていました。
このブロックには、阿波紫紅、瀬戸の鶴姫、瀬戸の夕紅、土佐美玲、涼香が石に囲まれて植えられており、その奥には防長の暁、小町がありました。
最近の高幡不動尊の紫陽花の名札は老朽化のために交換されたり、台風で倒れたものを直したりしている間に元の場所に名札が戻ってこなくなることや、名札がなくなってしまい元の紫陽花の名前がわからなくなってしまったものが多数あります。
そのため「瀬戸の夕紅」の名札も以前はここに名札があったけれどもどこかに行ってしまって、瀬戸の鶴姫の名札だけが残され再設置した際に瀬戸の夕紅の隣に来てしまったのではないかと想像していました。

ところが衝撃の事実が判明!
これ、2012年の写真です・・・
撮影日:2012-06-10

なな、なんと、初めから「瀬戸の鶴姫」じゃないですか!
名札の位置こそ紫陽花の左側に立てられていますが(今は新しい名札が右側に移動)、写真上に写っている花はまさしく瀬戸の夕紅・・・
この写真をよく見ると右奥に見えるピンクの花。これ瀬戸の鶴姫ですよね、きっと^^;
それにしても名札に歴史を感じます。2012年頃はパソコンで印字した紙をパウチっ子した札を立てていたんですね。今は耐久性のあるプラスチックの板にキレイに手書きされています。
そして、2010年の株はなんと小さいことか!

さて、「瀬戸の鶴姫」はどこに行っちゃったのでしょうか?
この2012年の写真の場所に今年は咲いていません。
僕の記憶では2019年も2018年も2017年・・・2014年まで記録を遡りましたが、僕の写真の中に瀬戸の鶴姫は無かったようです。
大抵、写真を撮るときには咲いていても、まだつぼみでも順番に阿波紫紅、瀬戸の夕紅、土佐美玲、涼香・・・という具合に撮っていきます。この一連の写真の中に一切登場していないのです。

実は、高幡不動尊境内には「瀬戸の鶴姫」の名札は他にもあります。

撮影日:2020-06-07
これは聖天堂に向かって右側の植え込みの中。
残念ながらご本人不在、もしくは今年は咲いていないか・・・なのですが、僕の写真には2012年以来写っていないので、ここにも既にいないと思うのが妥当です。
ここには左から、紅剣、白雪姫、木曽変化、天使のえくぼの順で並んでいますが、木曽変化と天使のえくぼの間にこの名札はあります。ですがこの植え込みを撮った写真の中には瀬戸の鶴姫はいません。
おそらくは、瀬戸の鶴姫はもう境内のどこにもいないのではないかと思うのです。
枯れたのか、言いたくはないですが、誰かが持って行ったのか・・・。四季の路の奥のほうにある第2?紫陽花園では新種の山紫陽花の盗掘が結構あるようです。数百園から千円程度の物の窃盗なんて割りに合いませんよ!

では、問題の瀬戸の夕紅の名札はどうしたんだというと、これも可哀想な状況にあります。
こちら、2014年の写真です。
撮影日:2014-06-14
石と植生から推測すると聖天堂の左の植え込み、本当の「瀬戸の夕紅」の奥、阿波紫紅、土佐美玲のさらに奥にある防長の暁、小町の辺りではないかと。
この水色の紫陽花は当然、瀬戸の夕紅とはまったく別物。

ここで全ての材料が揃いました。

(じっちゃんの名にかけて)全ては3メートル四方の中で起きている!・・・のではないかと。
このパウチの名札は、瀬戸の鶴姫、阿波紫紅、瀬戸の夕紅この3つが2012年から2014年に3メートル四方の中に存在しています。
ということは、阿波紫紅の名札は正しく設置できたが、瀬戸の夕紅と瀬戸の鶴姫は植樹の際に取り違えられた可能性が高いです。
そしてこの耐久性の低いパウチの名札の取り替えの際に瀬戸の夕紅はなくなり(間違っていたのでその方が結果的には良かったです)、瀬戸の鶴姫の名札は新しく作り直され左から右に設置場所が変わったと。
こう考えるとつじつまが合うように思われます。

そして話はそれますが、同じ植え込み内の「涼香」の名札が2020年は消えていますね。2017年から2019年はプラスチックの板に手書きの名札を確認しました。丈夫な名札なのにどうしたんでしょう?
僕は、涼香は覚えたので問題ないですけど、可愛い花なので名札で多くの人に名前を覚えてもらいたいですね。

瀬戸の夕紅をもう少し追いかけます。
実は、現在も境内には瀬戸の夕紅の名札の立っている場所があります。
これです。
撮影日:2020-06-06
あたご池と山内経之供養塔(やまのうちつねゆき)の間辺り。
以前は咲いていたのですが、残念ながらここにはもう瀬戸の夕紅は咲いていません。

物事をややこしくしているのが、ここに真紅の紫陽花が咲いていること^^;
そしてこの紫陽花の左には・・・
撮影日:2020-06-06
「九重紫紅」・・・これまた「紅」の付く名前^^;

「九重紫紅」は額ブチ咲の紫紅色の紫陽花。このようなテマリ咲きではありません。
九重紫紅はこれ。
撮影日:2016-05-21

で、この紅いテマリ咲の紫陽花とカオスな名札をを見て「あなたは誰?」と思っている方は多数おられると思います。

瀬戸の鶴姫から紅いテマリ咲紫陽花にまで話が飛んでしまいました。
僕の紫陽花クエストは果てしない旅です(笑)

まとめです・・・
この名札のメンテナンス、ボランティアで是非参加したいものです。募集しないかな・・・

「綺麗ねぇ〜」と単純に花の形を色を愛でる人、境内に160種類あるといわれている紫陽花を全種類写真に撮りたいという僕のような人(ヲタ)。
紫陽花の楽しみ方は人それぞれですが、「東京の紫陽花寺」の代表格のお寺として参拝客を楽しませられる紫陽花園であって欲しいと思います。

2020年6月6日土曜日

九重紫紅

【名前】
九重紫紅 (クジュウシコウ)

【原産地及び主な生産地】
大分県

薄紫色の一重咲き。
額ブチ咲の小さな花弁が特徴です。

撮影日:2016年5月21日
撮影場所:高幡不動尊
撮影日:2016年5月21日
撮影場所:高幡不動尊

撮影日:2016年5月21日
撮影場所:高幡不動尊